御神火太鼓保存会

8月22日(日)13:30~
上演時間:約10分

大島ふるさと体験館

御神火太鼓『乱れ打ち』

「乱れ打ち」は、とても特徴のある打ち方で、2つの太鼓の高さを揃え、間隔をあけて向かい合わせ、その間に一人の打ち手が入り、同時に2つ打つというものです。この「乱れ打ち」は、御神火太鼓保存会の初代会長(創設者)の菊池文徳が考案し、昭和47年(1972年)に地域神社の奉納行事で発表した事が始まりで、現会長(菊池文徳の息子である)当保存会の代表的な曲となりました。

■ 出演:御神火太鼓保存会

御神火太鼓保存会

 東京から南へ120km、太平洋に浮かぶ火山島、伊豆大島。 島の中央に位置する三原山は、太古の昔より何回となく噴火を繰り返し、現在の地形を形作ってきました。一番最近の大噴火は1986年に起こりました。
 大島の人々は古くから三原山に畏敬の念を抱いてきました。火口から噴出す炎は神の火「御神火」として崇められ、このイメージを日本の伝統芸能の一つである和太鼓の集団演奏という形式で表現したものが「御神火太鼓」です。
 御神火太鼓保存会は、昭和47年「御神火太鼓愛好会」として発足されました。この御神火太鼓は、三原山の噴火(御神火)を題材にしたもので、スピード感溢れるダイナミックな太鼓です。大きく分けて「揃い打ち」と「乱れ打ち」という2つの打法があります。
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