SÓLO / Radim Vizváry

『ソロ』 ラディム・ヴィズヴァーリ (チェコ)

チェコ人形劇界発・現代マイムトップランナーの技術と芸術性を存分に味わうオムニバス

パブリックビューイング(無料:要予約)
8月12日(木) 13:50~
上映時間 約90分

プーク人形劇場 5階ホール

オンライン配信 (有料:視聴期間 8月10日〜24日)
1作品 1000円 / 全9作品視聴券 5000円
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 マイム分野で初のタリア賞を受賞した、チェコの舞台芸術界をリードする若きトップ・アーティスト。マイムの確かな技術に加え、チェコ伝統の人形操演で培った繊細な表現力を併せ持つ、チェコを代表するマイミストです。2021年1月より、チェコ国立劇場ラテルナ・マギカ芸術監督に就任。プラハで毎年開催されるマイム・フェスティバル「MIME FEST」の総合監督も務めています。
公式HP:https://mimeprague.cz/radim-vizvary/


 古典的パントマイムから舞踏まで、フィジカル・コメディーからコンテンポラリー・マイムシアターまで。彼のパントマイムは現代的で、清廉で、時事的だ。さまざまな様式から影響を受けながらも、独自の道を進んでいる。ラディム・ヴィズヴァーリは古典であり現代的、詩的であり喜劇的な作品を発表している。まったく言葉なしに、観客を笑わせ、泣かせる。彼の芸術には言葉は必要ない。その表現は純粋にフィジカルで、その動きは見事なまでに演劇と融合している。端的に言えば、この舞台であなたは『いま、現代においてマイムとは何か』を目撃することになるだろう。

“From classic pantomime to buto, from physical comedy to contemporary mimic theater. His pantomime is modern, clean and timely. And even though it is influenced by other styles, it always follows its own path. Radim Vizváry will present classic and contemporary poetic and comic works. You can laugh and cry without Radim’s word – they are not needed for his art. The expression is purely physical and connects movement virtuosity with acting. In short, you will see what mime means today.”


 『ソロ』は、チェコのトップ・マイミスト、ラディム・ヴィズヴァーリの代表作。ヴィズヴァーリは、チェコの90年代を代表するマイミスト、ボリス・ヒュブナーとツティボル・トゥルバのマイムを受け継いでいる。『ソロ』は、これらチェコマイムの伝統の最良の部分と、現代のノンバーバル・シアターの最前線との、現代的な融合である。この作品は、女優やティーンエージャーといったさまざまな象徴的人物、あるいはダヴィデとゴリアテのような歴史的人物の、いくつものショートストーリーからなる。しかし一貫したライトモチーフとなるのは、舞台上にたった一人で立つ、孤独な俳優だ。彼は、さまざまな感情を描き出しながらも、常に孤独でありつづける。しかし、それと同時に彼は常に観客とつながっている。観客一人一人が、この孤独な俳優の、唯一のパートナーなのだ。
—ヤクブ・ホラ(アルファ劇場代表/スクポヴァ祭総合監督/Animanie代表)

“Solo is performance of top czech mimist Radim Visvary. His work is based on school of best Czech mimes in 90s: Boris Hybner and Ctibor Turba. Solo connect best tradition of Czech mime school and world mime school with contemporary nonverbal theatre and dance theatre. It is based on short stories of human characters and histrorical characters like acrtress, teenager, but also biblic characters David and Goliath. But the main theme or leitmotiv is story of one actor, only one on the stage, lonely with own feelings but always connected to audience who is only one one partner for this solo.”
— Jakub Hora, Director of Skupova Pilsen/Animanie/Alfa Theatre